「子宮内膜ポリープ」が不妊の原因になるってホント?

不妊

「子宮内膜ポリープ」が不妊の原因になるってホント?

不妊の原因として考えられる疾患にはさまざまなものがありますが、子宮内膜ポリープも不妊に関係していると言われています。
子宮内膜ポリープとは一体どんなものなのか、発生する原因や切除方法を含めて詳しくご紹介します。

子宮内膜ポリープとは?

子宮内膜ポリープとは、子宮内の粘膜が増えて、キノコ状に盛り上がった突起のことを指します。
大きさは1センチ以下から10センチ程度までと、人によってさまざまです。

また、ポリープができる数も人それぞれで、一度に10数個見つかる場合もあります。
子宮内膜ポリープのほとんどは良性のもので、ほとんどの場合で自覚症状がないとされていますが、まれに不正出血や月経痛などを引き起こすケースもあります。

急に月経痛が酷くなった、月経量が増えたなどの不安な点がある方は、早めに婦人科で検査をしておきましょう。

子宮内膜ポリープの原因

子宮内膜ポリープができる原因には、女性ホルモンの1つであるエストロゲンが関係しています。
子宮内の一部にエストロゲンの影響を受けやすい場所ができることで、その部分に粘膜が過剰に作られてしまうのです。

しかし、エストロゲンの影響を受けやすい場所ができる原因は、まだ明らかにされていません。
そのため、子宮内膜ポリープを前もって予防する方法も、今はまだ存在していないのです。

子宮内膜ポリープと不妊の関係性

ポリープが子宮内膜にあると、受精卵が着床するのを妨げてしまう可能性があります。
たとえ受精卵が子宮内膜にたどり着いても、ポリープがあることで上手く着床できず、妊娠が難しくなってしまうのです。

このことから、子宮内膜ポリープは不妊を引き起こす1つの要因になると言えるでしょう。
不妊に悩んでいた女性に検査でポリープが見つかり、ポリープを切除したら晴れて妊娠に至ったというケースも少なくありません。

子宮内膜ポリープを見つけるには?

子宮内膜ポリープは、超音波検査、MRI検査、子宮鏡検査、通水検査などで見つけることが可能です。
しかし、子宮内膜が厚くなっていたりすると、これらの検査を行っても発見されないことがあります。
子宮内膜の厚さは月経周期によって変化するので、検査する時期も婦人科でよく相談することが大切です。

子宮内膜ポリープの切除方法

子宮内膜ポリープの切除方法

良性の子宮内膜ポリープであれば、急いで切除する必要はありません。
しかし、不正出血や不妊に悩んでいる場合は、切除をすすめられるケースが多いでしょう。
ポリープの切除方法には、掻爬(そうは)術と子宮鏡下手術があります。
どちらの手術も日帰りで済むケースが多く、長くても2~3日の入院で帰宅することができますよ。

不妊の原因のひとつである子宮内膜ポリープについてご紹介いたしました。
予防の方法がわかっておらず、また自覚症状もないため、不妊に悩み、月経痛などに変化が訪れたという方ははやめに検査を受けるのが良いかもしれません。

また、子宮内膜ポリープは再発することが多いため、手術で摘出したあとも定期的な検診を欠かさないことが大切です。

« »

column